『あのあたり、昔は●●工場の
人ばっかり住んどったのよ』
その一言が、すべての流れを
変えました。
何をしても売れなかった
築50年の家。
相続でもめた末に、ようやく売却の
段取りを進めていたんです。
でも…1年近く、内見すら来ない。
駅から遠いし、建物もボロボロ。
正直、どこに魅力があるんだ?
と、こちらも悩んでました。
で、ある日。
たまたま売主であるおばあちゃん
(故人の奥さん)と、
立ち話になったんです。
そこで出たのが、
さっきの“ひとこと”。
『あのあたり、昔は●●工場の
人ばっかり住んどったのよ』
でね、それ聞いてピンと来たんです。
今、SNSでちょうどその工場の元社員
たちのOB会グループがあるって知っ
てたから、
「試しにその人たち向けに物件紹介して
みよう」ってことに。
すると、2週間後。
『ここ、懐かしい…親父がこの家買って
くれてたら嬉しかっただろうなぁ』
ってメッセージが来て、即決で購入。
つまりね、
📌 “ただの家”が、
“誰かにとって特別な場所”
になることがあるってこと。
どんなに不利な物件でも、
そこにストーリーが乗っかると、
人は動く。
「物件の魅力を伝えるのが仕事」って、
よく言うけど、
本当は違う。
📌 “買いたくなる背景”を見つけて
あげるのがプロの役目。
売却が難航してる人にこそ、
この視点、持ってほしい。
ちなみにウチでは、こういった
「売れない物件の価値を言語化する」
相談も受けてます。
物件そのものは変えられなくても、
“伝え方”と“見せ方”次第で世界は
変わる。
📌まとめ:
売れない原因は、物件じゃなく
「気づいてない価値」にあるかも
しれない。
そして、その“違い”に気づけるか
どうかで、未来は大きく変わる。
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